先輩メッセージ

当院は県内で唯一の特定機能病院であり、高度な医療を学ぶことができ、自分のスキルアップに繋がること、教育体制が充実しており看護師として大きく成長出来るのではないかと思い入職しました。学生時代の実習では産科病棟に行ったのですが、病棟がどんなに忙しくても、優しく丁寧に教えて下さったのがとても印象的であり、この病院で働きたいと思いました。日々の業務で忙しいですが、院内研修などを通して少しずつ看護師として成長できているのを実感できています。

新生児特定集中治療室は急性期治療であり、早産児・低出産体重児をはじめ重症心疾患等の入院を受け入れています。仕事内容は赤ちゃんのバイタルサイン・全身状態の観察を行い、異常の早期発見・早期対応、呼吸器の管理や薬剤投与と管理を行なっています。また、赤ちゃんの両親に対する精神的なケアも重要な仕事です。元気になっていく赤ちゃんの姿を見れるのは感動と喜びになります。不安でいっぱいであった家族が明るく笑顔を取り戻すことができ、感謝の言葉を聞けたときはやりがいを感じます。

患者さんやご家族に真摯に向き合い、その時その時の気持ちや感情を大切にし、寄り添える看護師になりたいと思っています。新生児特定集中治療室では、家族、特に母親と関わる機会が多いです。生まれてすぐに自分の赤ちゃんが入院することに動揺したり、不安でいっぱいになる母親を支援することは少なくありません。赤ちゃんの一番そばにいる看護師だからこそ、家族の気持ちに寄り添い、赤ちゃんの成長を家族と一緒に見守れるような看護師を目指しています。