先輩メッセージ

私自身、山梨大学出身で、学生時代に臨床実習の多くを山梨大学医学部附属病院で行いました。また、実際に入院した経験もあり、親身になって話を聞いてくださったり、忙しい中でも丁寧にケアなどをしてくださったという印象がありました。病院の雰囲気もわかっていたこと、また、附属病院ということで高度な医療を提供しており、教育体制が整っているため、１年目から学ぶ環境として最適だと思い、山梨大学医学部附属病院への就職を希望しました。

私は、血液内科・緩和ケア等の混合病棟で、主に化学療法や同種造血幹細胞移植、緩和的治療を受ける患者さんへの看護を行っています。長期入院や治療による副作用なとで苦痛が大きいと、患者さんの気持ちが揺れ動く場面や辛い姿を目の当たりにすることが多いです。その中で、治療を終えて退院が決まった時や「話を聞いてもらえて気持ちが楽になったよ」と言ってもらえた時や、終末期の患者さん・家族の方が穏やかな最期を迎えられた時に、関わらせていただけて良かったなとやりがいを感じます。

入職時から7階西病棟で働いてきました。明るい雰囲気の病棟で、一緒に頑張れる同僚がいることもやりがいを感じています。今後は違う領域も経験していきたいと考えていますが、経験を積み、その中で今の自分には足りない知識を学び、素早い判断と自信を持った決断ができるようになりたいです。私は、患者さん個々に合わせた関わりができ、気持ちの面でも患者さんに寄り添い、心の支えとなれる看護師を目指しています。患者さんからの信頼を得て、患者さんが安心して治療に臨めるような看護をしていきたいです。