DEPARTMENT部署＆医療チーム紹介
精神科リエゾンチーム
チームの役割
- 急性期治療を受けている患者さんの精神症状の管理や薬剤の調整
- 精神症状の悪化およびせん妄リスクが高いと予測される場合の症状の予防や軽減
- 他部門、院内医療サポートチームとの連携や調整
活動内容
- 患者さんの精神症状に対する専門的治療、ケア
- 患者さんの家族への精神的サポート
- 専門領域への連携や橋渡し
- 病棟ラウンド(毎週金曜日午後)とチーム内のカンファレンス、治療の評価や方針の検討
チームについて教えてください。
〈リエゾン〉とはフランス語で「連携・橋渡し・つなぐ」という意味があります。精神科リエゾンチームは、身体的治療と精神的治療をつなぐ役割をしています。診療科医師や病棟看護師と連携を図りながら、身体疾患を抱える患者さんの精神症状(不眠・不穏・せん妄・抑うつなど)に対して、患者とその家族に専門的な精神治療・ケアを提供しています。患者さんが安心して治療が受けられるように、それぞれの専門性を活かした包括的な医療を目指して日々活動を行っています。
みなさんへのメッセージ
山梨大学医学部附属病院は、急性期治療を担う病院です。入院中の患者さんは身体的侵襲や急性期の経過を辿るため負担が大きく、せん妄・不穏・抑うつなどの症状が出現することがあります。そんな時、私たち精神科リエゾンチームは診療科医師や病棟看護師と相談しながら、円滑に治療が進むよう精神的治療・ケアを通してチーム医療を実践しています。皆さんと一緒に働けることを願っています。
